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生命・自然・科学技術と倫理の流れと一問一答
生命・自然・科学技術と倫理を、概念と生き方の問いから学びます。問題・解説は独立照合前の下書きです。まず流れの解説を読み、一問一答(26問)と、用語から説明を選ぶ4択で確認します。
一度の正解は「正解済み」、別の日にも正解すると「定着」と表示します。
流れの解説
医療における説明と選択
生命倫理は、医療や生物科学が開く可能性と、生・死・尊厳の問題を考える分野です。インフォームド・コンセントでは、説明が行われた事実だけでなく、本人の理解と自発的な同意が問われます。
SOLは生命そのものの尊厳、QOLは生きる質に目を向けます。両者を単純な二択にせず、病や障害のある人の生命の価値を第三者が低く判定する道具にしないことが必要です。
老い・病と死へのケア
人生の最終段階には、身体の苦痛だけでなく、人間関係や生活、意味への不安もあります。緩和ケアは、それらの苦痛を和らげ、生活を支えることを目指します。
アドバンス・ケア・プランニングは、本人の意向を繰り返し話し合う過程です。事前指示は意思を前もって示すもので、どちらも状況の変化を踏まえた支援と関わります。脳死と臓器移植については、医学的な状態、法的な条件、本人と家族の意思を区別して考えます。
環境と将来への責任
環境倫理は、自然を人間の利益だけから捉えてよいかを問います。生態系の相互依存は、行為の影響が地域だけにとどまらず、地球規模や将来の生活へ及ぶことを考える背景です。
ヨナスは『責任という原理』で、技術が遠い未来まで影響を及ぼすことに対応する倫理を求めました。現に目の前にいる人だけでなく、将来の人類や自然が課題になります。
その思想は、現在の便利さや利益だけを評価基準にすることを問い直します。将来の結果を完全に予測できないため、知の限界と責任を合わせて考える必要があります。
レオポルドは『野生のうたが聞こえる』(原題 A Sand County Almanac)の論考で、人間を土地の共同体の一員と捉える土地倫理を示しました。土・水・植物・動物へ道徳的な関心を広げます。
これは、個々の動物の利益だけでなく生態系の全体にも目を向ける視点です。環境を保つことと、個体の苦痛を減らすことが常に同じ答えになるとは限りません。
動物倫理
シンガーは『動物の解放』で、苦痛を感じる動物の利益にも配慮することを求めました。人間だけを当然に道徳的考察の対象とする見方を問い直します。
種差別の批判は、種類が異なることだけを理由に苦痛や利益を軽視しないという考えです。人間と動物を、あらゆる制度や能力において同一に扱うべきだという単純な主張ではありません。動物の権利を重視する他の理論とも区別します。
科学技術と情報社会
予防原則は、深刻な害の可能性があるとき、確実性が足りないという理由だけで対策を先送りしない考えです。どの技術をどこまで制限するかは、利益・危険・負担の配分を考える課題であり、一つの正答にはしません。
AIやロボット、情報通信は生活を支える一方、プライバシーや不公平、安全性の問題を生みます。説明可能性は判断の根拠を理解する条件であり、それだけで判断が公正になるとは限りません。技術者倫理では、社会への責任と組織の命令が対立する場合も考え、内部告発をめぐる制度や支援へ目を向けます。
一問一答
問題一覧を開き、答えの帯を押すと答えが出ます。
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用語から説明を選ぶ(4択)
用語を見て、正しい説明を4つから選びます。似た種類の用語の説明と比べて選びます。回答後に正しい用語との対応を確認できます。キーボードでは1〜4で選べます。