ユダヤ教・キリスト教・イスラームの流れと一問一答
ユダヤ教・キリスト教・イスラームを、概念と生き方の問いから学びます。問題・解説は独立照合前の下書きです。まず流れの解説を読み、一問一答(26問)と、用語から説明を選ぶ4択で確認します。
一度の正解は「正解済み」、別の日にも正解すると「定着」と表示します。
流れの解説
ユダヤ教の契約と律法
ユダヤ教の伝統では、唯一の神との関係を契約と律法によって捉えます。モーセは出エジプトを導き、十戒を授かった人物として語られます。宗教的伝承と、歴史研究による確定事実は区別します。
律法は儀礼だけでなく、生活や他者との関係を律する教えです。預言者たちは神の言葉を伝え、偶像崇拝や社会的不正を批判しました。未来の救済への希望はメシアという語にも表れます。
イエスとパウロ
イエスの言行は福音書に伝えられています。神への愛と隣人への愛は、社会の中で排除されがちな人をどう受け止めるかという問いと結び付きます。
アガペーは、相手の功績や見返りだけを条件にしない愛として学びます。教義の優劣を決めるのでなく、愛が生活と共同体にどのような意味をもつかを考えます。
パウロはイエスの死と復活の意義を説き、異邦人への伝道を進めました。各地の教会への書簡は、信仰と共同体のあり方を考える資料になっています。
信仰による義認は、律法の行いを自分の功績として積むことより、神の恵みによって正しい関係へ入ることを重視します。信仰を理由に他者への行為が不要になるという説明にはしません。
アウグスティヌスの内面
アウグスティヌスは、自分の生き方の変化を『告白』で省察しました。内面の探究は、神の前で自分の欲望や弱さを問い直すことと結び付きます。
原罪と恩寵の思想では、人間が自分の力だけで救いを完成できるとは考えません。『神の国』は、神への愛と自己への愛から二つの国を捉えます。これを現実の教会と国家に単純に一対一で割り当てることは避けます。
トマスの理性と信仰
トマス=アクィナスはアリストテレスの哲学を取り入れ、『神学大全』で神学を体系的に検討しました。理性と信仰を敵対させるのでなく、それぞれの働きと限界を整理しました。
自然法は、人間が理性によって認識しうる道徳的秩序です。すべての宗教的真理が理性だけで証明できるとしたわけではなく、啓示による知との違いも考えます。
イスラームと共同体
ムハンマドはイスラームの伝統で神の啓示を受けた預言者とされます。クルアーンはその啓示を伝える聖典です。ヒジュラは、信徒の共同体を形づくるうえでも重要な出来事でした。
六信は信仰の基本的な内容、五行はその実践をまとめる枠組みです。喜捨などは、信仰と生活、共同体の相互扶助を結び付けます。異なる宗教の神・預言者・救済の位置付けを混同せず、それぞれの伝統の文脈で理解します。
一問一答
問題一覧を開き、答えの帯を押すと答えが出ます。
全問題の一覧を見る
用語から説明を選ぶ(4択)
用語を見て、正しい説明を4つから選びます。似た種類の用語の説明と比べて選びます。回答後に正しい用語との対応を確認できます。キーボードでは1〜4で選べます。